ボランティア養成講座全5回(報告)

【第1回】2014年7月19日(土)13:30~16:30 豊田支所にて開催

 土井佳彦氏(特定非営利法人多文化共生リソースセンター東海代表理事)を講師に迎え、
「多文化共生社会における日本語学習支援~どうして日本語を教えるの?~」についてお話を伺いました。
参加者は22名でした。

多文化共生社会とは?というところから始まり、 他国の言語政策の比較、
地域での日本語学習支援の役割や在り方まで、 盛りだくさんの内容で、
活動をこれから始めようと思っている方にも、 すでに活動を始めている方にも有意義な講座になりました。

  

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第2回】2014年8月2日(土)13:30~16:30 豊田支所にて開催

米勢治子氏(東海日本語ネットワーク副代表)を講師に迎え、
「行動・体験中心の活動の作り方」についてお話を伺いました。
地域日本語教室の役割、行動・体験中心の活動の意義や活動方法等について、
ワークショップを交え学びました。 参加者は22名でした。

 参加者ふりかえりシートより
・学習者と一緒になって学ぶ姿勢が大切だと学んだ。単に日本語を学ぶだけではなく、
学んだ先にあるものを目指すことが、学習者のモチベーション、意味があることが分かった。

・日本語教育の目標は言葉を習得することではなく、自分らしさを取り戻すこと、
社会の一員として自立して生活することだということを知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第3回】2014年8月23日(土)13:30~16:30 豊田支所にて開催

今回は、「磐田市の現状と、日本語ボランティアの役割」です(参加者10名)。

まず、磐田市に住む外国人はどんな人たちでどこに住んでいるのかを知ってもらい、
対話をするときにはどんなことに気をつけたらいいかをみんなで考えました。

また、対話活動の流れを体験してもらうために、今回は日本人だけでしたがゲームや対話を実際にやってみました。

今回から通し受講者だけの講座だったので少人数になりました。
活動の経験がある方もない方もいらっしゃいましたが、それぞれ新しい気づきがあったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第4回】2014年9月13日(土)13:30~16:30 
【第5回】2014年9月27日(土)13:30~16:30 両日豊田支所にて開催

いよいよ、これまでの講座のまとめとして、グループごとに授業の実践を行います。

この2回には外国人の方たちがボランティアで来てくださったので、
受講者の皆さんには実際に外国人の方々と一緒に活動する経験をしてもらうことができました。

 4回の前半で活動の流れや内容を考え、後半で早速1組めが実施、第5回は2組め、3組めのグループが授業をしました。

対話をしやすくするための準備やテーマの提示の工夫、人の動かし方や次の活動への気の配り方など、
皆さんよく考えてくださったので、参加した外国人の皆さんも活動を楽しめたようでした。

修了されたみなさんには今後、日本語教室の活動を一緒に作っていっていただけたら嬉しいです。